産前産後・更年期について

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産前・産後・更年期と
「骨盤底筋トラブル」の関係性

産前・産後・更年期と「骨盤底障害」の関係性

「骨盤底筋」「膣」「女性ホルモン」との関係性からも、女性ホルモンの変動が大きい、産前・産後・更年期は、より「骨盤底筋トラブル」を招きやすくなります。

骨盤の底で内臓を支えている「骨盤底筋」は、女性ホルモンの影響から、妊娠・出産時は緩みやすくなります。
妊娠中は、子宮で赤ちゃんが成長するにつれ負担が大きくなり、出産時には赤ちゃんが膣を通ることによりダメージが大きく、出産後に「骨盤底筋トラブル」を発症されてしまう方も少なくありません。
また、更年期においても、加齢とともに女性ホルモンが低下することで「骨盤底筋」自体の筋力も衰え、硬く縮こまり弾力を失ってしまいます。
それにより、今まで以上に「骨盤底筋トラブル」を招きやすく、悪化しやすくなります。

上記の通り、産前・産後・更年期では、女性ホルモンの変動に影響されて「骨盤底筋トラブル」を招きやすいことが分かっています。
また、産前・産後に「骨盤底筋トラブル」を発症された人は、発症していない人に比べて、年齢を重ねるとともに新たな「骨盤底筋トラブル」を招くリスクが高いと言われています。
さらに、更年期には「骨盤底筋トラブル」だけでなくGSM(閉経関連尿路生殖器症候群)を招き、より「骨盤底筋トラブル」を深刻化させてしまう可能性もあります。

これらのことから、当店では女性の一生を通じて、産前・産後・更年期は、最も「骨盤底筋体操」「膣ケア」を行っていただきたい時期だと考えています。
産前・産後・更年期に備え、すべての方に「骨盤底筋体操」「膣ケア」の大切さを知っていただければと思います。

自律神経と産前・産後・
更年期の関係

自律神経と産前・産後・更年期の関係

「骨盤底筋」「膣」「女性ホルモン」「産前・産後・更年期」と切り離せないのが「自律神経」です。
女性ホルモンの司令塔である視床下部でコントロールされている自律神経は、女性ホルモンの影響を受けやすく、女性ホルモンの変動が大きい、産前・産後・更年期は乱れやすくなります。

自律神経が乱れると下記のような症状が起こります。
【身体的な症状】
不眠、肩こり、頭痛、胃腸の痛み、だるさ、めまい
【心の症状】
鬱、ストレス、やる気が出ない、情緒不安定、集中力の欠如

自律神経の乱れによって起こる症状は「骨盤底筋トラブル」以外にも様々あり、どれも産前・産後・更年期に多くみられます。
特に心の症状として、近年産後1年未満の母親の自殺が増加傾向にあり、育児ノイローゼ、虐待、産後クライシスなどのトラブルを招きます。
更年期を迎えた女性においては、約40%の方が「気持ちが落ち込んで何もする気になれない」という抑うつ症状を認めているとも言われています。
これら不特定愁訴は原因が分からず、ホルモン?自律神経?産後だから、更年期だからと言われてしまいがちですが
改善のカギをにぎっているのは実は「膣」かもしれません。
産前・産後・更年期の際には、「骨盤底筋トラブル」だけでなく「自律神経」の乱れによるカラダとココロのケアも必要になってきます。
不特定愁訴でお悩みの方はぜひ一度膣からの全身施術をお試しください。